※カラーのところは該当するチャクラの色です。要所で大事なところだけカラーにしてます^ ^
私の自己変容の旅の傍らには、しばしばノートとペンがあります。
“何を書こう”という囚われはなく、自分の思いや考え・記録を書き留めておくことは元々好きだったので
ハワイの田舎で暮らしていた頃、知り合いもすることも何もなかった私は、
ヨガマットとノート片手に、家から2ブロック先の秘密のビーチまで向かい
毎日そこでヨガをして、瞑想して、気づきや想いをジャーナリングする…が日常でした。
(今思えばなんて贅沢!)
人生という旅路において、私たちが取り組むことのできる最も奥深く、充実感があり、やりがいのある探求の 1 つは、本当の自分を追求することです。
では、タイトルにある“自己の真実”とは、実際には何を意味するのでしょうか?
自己表現、外部からの期待、他者からの評価や承認欲求など複雑な状況や恐れを乗り越えて、本当の自分を実際に明らかにするにはどうすればいいのでしょうか?
本物であることを理解する
人間性の本質は、私たちの「個性」を称えることにあります。
一人ひとりの多様性を通じて、私たちは集団としてのアイデンティティを織り成すのです。
勇気を持って自分に正直であるということは、社会の期待や外部からの承認を必要とせずに、自分の本質、つまり自分の価値観・信念・癖を受け入れることを意味します。
私たちは、成長していくにつれて「自分の欲望を表現し、自分のニーズを尋ね、自分の意見を共有するという、本当の自分であることはあまり歓迎されない」ということを学びます。ほとんどの場合、それが「多数派」の発言や考えと異なる場合。。。
そして、「部族」に所属するという本能(日本では縄文時代にあたる新石器時代には人類の生存に不可欠でした)が強いため、
私たちは「生存」に必要だと信じているものによって、拒絶または追放されるリスクを避けるために、自分にとって真実であるものを無視したり、抑圧する傾向があります。
人間はつながりを求めるようにできています。
そのため、私たちは所属とつながり(それ自体は悪いことではありません)を優先しますが、「健全な生き方」の道から外れていくと、私たち自身の真実を犠牲にすることがあります。
そしてある日、「嘘」の中で生きることは、恨み、妬み、絶望、憂鬱、疲労、自己否定、そしてさまざまな病気の形で私たちに戻ってくるかもしれません。なぜなら、私たちの本当の自分は、常に見られたい、表現されたいという欲求を持っているのに、それが満たされず、耳を傾けられるまでその欲求が大きくなるからです。
「本物である」ことは、周りがあなたに何を言おうが、あるいはあなたがあなた自身にこうあるべきだと何を言おうとも、自分の内面と一致する人生を送り、自分の真の願望、価値観、情熱を反映する選択をすることです。
チベット仏教徒の尼僧の言葉でこんなものがあります。
「快適さと安全から離れ、未知で、未開で、不安定な世界に踏み出すこと。それが解放と呼ばれるものです。」
真の自己表現の重要性
本当の自分でいることの力を過小評価してはいけません。本物の自己表現は、個人の幸福と健康にとって不可欠です。
自分を正直に表現すると、自分の本質と共鳴する人生が生まれ、より深いつながりが育まれ、適切な人を引き寄せ、流れに乗り、充実感を得ることができます。それは私たちを囚われ・束縛から解放し、独自の視点と才能を他者や世界に貢献することを可能にします。
真実であることは、勇気、思いやり、内なる強さ、信頼、愛、、、そういった性質を生み出します。
自己表現とは、私たちの内なる考え、感情、信念を深く反映したものであり、私たちの個性を証明するものなのです。
自己表現に悩む人へのアドバイス
それが重要であるにもかかわらず、多くの人が本当の自分を表現することに苦労しています。
実際に、長期講座などでたくさんの講座生から、そのようなお話があります。
先もお伝えしたように、自己表現とはなにもSNSで発信をするだけが自己表現ではないです。
誰かとの会話の中で。考えや思いを述べるとき。胸の内のモヤモヤが消化できずにいるとき。思考がグルグルし続け疲れ果てているとき。
あげればキリがないほど、あらゆる身近なシチュエーションで、私たちは自己表現に苦労していますね。
自己表現という課題を乗り越えるための実用的な手順をいくつか紹介します。
※講座では一人ひとり違ってくるので、さらに深く。
1. 自己内省:本当の自分を発見する
まずは、自己内省の時間を取りましょう。次のような質問を自分に問いかけてみましょう。
- どのような活動や興味が最もイキイキとした気分にさせてくれるでしょうか?
- 平和や幸福を感じるのはどんなときですか?
- 私にとって譲れない価値観や信念は何でしょうか?
正しい問いかけ/日記をつけることは、自己変容において強力なツールになります。📔生き方実践講座
自分の考え、感情、経験について書き記すことで、本当の自分についてのパターンや洞察が明らかになります。
2. 自己受容:不完全さを受け入れる
自分に正直になるには、どんな自分であれ、認め・受け入れることが必要だということを理解しましょう。
それは、自分の欠点、恐れ、間違いを受け入れ、あるがままを受け入れることを意味します。
自分の弱さを受け入れることが本物の人生に不可欠です。完璧さの仮面をかぶらずに、ありのままの自分をさらけ出しましょう。
3. 境界線を設定する: 自分らしさを守る
境界線を設定することは、自分自身を生きる・自分らしさを保つために重要です。自分の本当の姿に合わない状況や人に対しては、ノーと言うことを学びましょう。(これは、有害な関係や自己表現を抑圧する環境から距離を置くことが含まれる場合があります)
4. サポートを求める: 勇気づけしてくれる人たちに囲まれる
あなたの本当の自己表現をサポートし、励まし勇気づけてくれる人たちに囲まれてください。
個性を尊重し、あなたが自分らしくいられる安全な空間を提供してくれる仲間、指導者、またはサポートグループを探しましょう。
5. 小さなステップを踏む:段階的な表現
自分を完全に表現することが難しいと感じるなら、小さなことから始めましょう。本当の自分を少しずつ日常生活に取り入れていきましょう。服装の選択、趣味、コミュニケーションの方法など小さな事から取り入れることができます。本物らしさを示す小さな行為は、時間の経過とともに肯定的に自信を高めてくれます。
6. 思いやりを実践する:自分に優しくいる
この旅の間中、自分に優しくしてください。自己発見と自己表現は継続的なプロセスであり、挫折や疑問に直面するのはごく自然のなことです。どんなに小さなことでも、自分の努力と進歩を認めて、自分への思いやりを忘れないでください。
自分に正直であることは目的地ではなく、自己発見と自己表現の継続的な旅です。
一歩前進すると同時に、何度も後退することもあります。
自分にとって本物であることの意味を振り返り、弱さを受け入れ、境界線を設定し、サポートを求め、小さな一歩を踏み出し、自分への思いやりを実践することで、徐々に人生を本当の自分と一致させることを助けてくれるでしょう。どうして自分一人では難しいと感じる段階がやってきます。
そのときSLFは、学びと実践の準備ができたあなたを祝福し、いつでも歓迎します。
忘れないでください。 本物として生きる力を決して過小評価しないでください。
私たちのユニークさ、大胆さ、勇気、愛、本当の自分であることを互いに称え合い、私たち一人ひとりの中に、この世界に本当に必要なものをもたらしましょう。
岡田奈津子